愛知まちコン総会を終えて、まちづくりコンサルタントの職能

昨日は「愛知住まい・まちづくりコンサルタント協議会」の年次総会があった。昨年度は幹事会社となり一年間代表を務めたが、無事に総会を終えてホッとしている。
昨年は東日本大震災があって「防災から減災へ」「いざという時は公助をあてにせず自助・共助が大切」となり「日常のまちづくり活動」が大切という意識が広がっている。ソフトのまちづくりコンサルタントにとっては活躍の場面が増えているはず。だが、業界としては経済的に厳しい状況が依然として続いている。このミスマッチはどういうことか?
一つは、地域の日常のまちづくり活動ではお金が動かないから、仕事として継続的に関わる仕組みがあまり無いこと。もう一つは、日常のまちづくりを支援するプロとして、我々が専門的な職能を発揮できていない、少なくとも住民や行政にその価値を理解してもらっていないことが理由だろう。
その状況を打開するのは、前者が先でなく、後者を先に示す必要を感じている。民間ビジネスと考えれば至極当然の考えだろう。我々コンサルタントの価値を先に認めてもらってから、仕事として関わっていく。
しかし、行政とのつきあいが長くなると、我々も逆の発想をしがちになる。つまり、先に予算がついて仕事として発注があれば職能を発揮できるという考えである。
仕事ではなく「私に何ができるのか」それを世の中に示していくことが先決なのだと、あらためて思った日でした。

岡崎わんパークで「竹とんぼ作り」

ゴールデンウイーク前半の4/29、晴天の中「竹とんぼ作り」ワークショップを開催しました。会場は岡崎市自然遊び場「わんパーク」で開催された「こども音楽フェス」。大きな芝生広場に100近い出展ブースがでて、若い家族連れで大盛況、岡崎の未来を感じた一日でした。ご家族連れで立ち寄ってくれた岡田さん、木下さん、山之内さんありがとう。
実は、このわんパークは構想から基本設計まで関わった場所なので、計画時に思い描いていたような場面を体験できて感慨ひとしおでした。まだまだ可能性のある場所だと思います。

素敵な竹とんぼ作品ができあがり。子供らの笑顔がお見せできず残念。

上社中学校で竹クラフト、そして黄色いハンカチプロジェクト

今日は、午後から上社中学校の総合学習のお手伝い。近所の猪高緑地の竹をつかって竹クラフトづくりの体験学習でした。竹の水鉄砲や竹笛、箸とバターナイフなどなど。今回は作りたいものを生徒が「選択する」方式でした。道具の使い方など課題はあるものの、自分で選び試行錯誤することで少しやる気が高かったように思う。自ら選ぶというプロセスの大切さを改めて実感した。

そして、夜はNPOまちの縁側育くみ隊「まちの会所」で黄色い旗づくりの作業。仙台市荒浜地区の復興シンボルとして全国からのメッセージをプリントした旗を被災地に掲げる活動を続けている。みんなで作業しながらクラシックバレエ「白鳥の湖」DVDを鑑賞。あのメロディが頭から離れない。来週5/11~14仙台にいって、市民による復興まちづくり「荒浜フォーラム」を手伝ってきます。